インターネットサービスプロバイダー相互接続マップ

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【インターネットサービスプロバイダー接続マップ】
本ページは、2007年7月「All-in-One INTERNET magazine 2.0」に掲載したインターネットサービスプロバイダー相互接続マップについての記事を一部編集して公開しています。

インターネットはコンピュータ(ルーター)同士がつながってできている。

10年前は、数個のISP(インターネットサービスプロバイダー)がつながったIX(Internet Exchange)があり、また別の数個のISPがつながったコンピュータと接続されていた。それぞれにつながるコンピュータが増え、それがさらに別の中継器とつながり、インターネットは生き物のように成長した。太い線(広帯域回線)を何本も張った集積地ができることもあれば、1本の細い線だけでつながっているものもある。この形はインターネットに限らず、脳細胞や人間社会の絆も同じであるという研究が進んでいる。

ISP接続図で見るインターネット成長史

ISPマップは、インターネットマガジンの1995年6月号から2001年10月号まで掲載しましたが、今回はその中から成長過程がわかるように6時代のスナップショットで構成し、そのPDF版を公開しています。

また、同時期にインターネット業界で起きた事件や開始されたサービスなどもピックアップしてみました。

あらためて、インターネットの爆発的な成長スピードを感じてください。

2007年3月版(2007/08/15追加公開

インターネットマガジンに掲載した過去のISP相互接続マップ公開にあたり、読者の皆さまから最新版を望む声が多数寄せられました。

編集部では、総務省と社団法人日本インターネットプロバイダー協会より許諾をいただき、2007年3月版を追加公開することにしました。

2007年3月版ISP接続マップ

通常版(左図)のPDFをダウンロード
AS番号取得ISP版(右図)のPDFをダウンロード

この「2007年3月版 インターネットサービスプロバイダー相互接続マップ」は、総務省と社団法人日本インターネットプロバイダー協会が主体となり、株式会社インプレス インターネット生活研究所が調査を行って制作したものです。

日本のインターネットサービスプロバイダー(ISP)の相互接続状態を図示したものです。制作にあたっては約1000社のISPに調査依頼を行い、336社から有効な回答を得ました。

また、「AS番号取得ISP版」は、日本のインターネットサービスプロバイダー(ISP)のうち、JPNICよりAS番号を割り当てられたISPの相互接続状態を図示したものです。制作にあたっては約1000社のISPに調査依頼を行い、有効な回答を得られた149社のデータに基づいています。

すべてのISPの協力が得られていないため、途中の経路が不明となり、接続関係から孤立して表現されている部分があります。今後、各社のご協力をお願い申し上げます。

※この相互接続マップではインターネットエクスチェンジ(IX)との物理的な接続を表すことを趣旨としており、IXを経由したプライベートピアリングに関しては表現していません。

※AS番号とは、「自律システム(Autonomous System)」と呼ばれる統一された運用ポリシーによって管理された自立ネットワークに対して、JPNICによって割り当てられた識別番号です。

2007年3月頃のトピック

  • 能登半島沖で地震
  • WIDEプロジェクト「Mobile IPv6」サービスの実験運用を4月から開始すると発表
  • NTTドコモ、ポケベル終了
  • フジテレビ、ライブドアに対して約345億円の損害賠償請求訴訟
  • FONが1000万ユーロの追加ファイナンスを発表
  • ニフティ「フォーラム」のサービス終了
  • 2006年4月~12月のネットバンキング犯罪による被害は55件発生、平均被害額は125万円~金融庁
  • YouTubeの国内利用者が1000万人を突破~ネットレイティングス
  • SNS2番手のグリー、100万会員突破
  • 2006年の国内データ通信市場は2兆2000億円~IDC Japan

インターネットマガジン2001年10月号掲載

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2001年10月頃のトピック

  • 2001年9月11日の米国同時多発テロ事件によって、オンライン旅行会社が大打撃
  • 米Excite@Homeが倒産、ブロードバンド事業を米AT&Tに売却
  • 東京電力、最大100MbpsのFTTH用ネットワークをISP向けに開放すると発表
  • @niftyの会員が500万人を突破

インターネットマガジン1998年6月号掲載

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1998年6月頃のトピック

  • ソフトバンク、米E*TRADE社と合弁でインターネット上の証券取引会社「イー・トレード株式会社」を設立
  • 米商務省がホワイトペーパーを発表し、ドメインネームシステム管理の民間の非営利組織への移管を提案
  • 米司法省がMCIとWorldComの合併を了承
  • KDDが国内電話サービスを開始
  • マイクロソフト、「Windows 98日本語版」を発売
  • 米連邦裁、Windows 95へのInternet Explorer組み込みに対する差し止め命令を撤回
  • インターネットに接続するホスト数が3,674万台に(ISC調べ)

インターネットマガジン1997年4月号掲載

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1997年4月頃のトピック

  • 米マイクロソフトがWebTV Networksを買収
  • TTNetなどインターネット相互接続を行う新会社「メディアエクスチェンジ株式会社」を設立
  • 米Amazon.comが株式情報
  • あちゃらNAVIで日本初「クリック回数保証」のバナー広告を開始
  • PHS32Kbpsデータ通信サービス開始
  • 日本テレコムがインターネット接続サービス「ODN」を開始
  • オンラインサービス「AOL」が日本で正式サービスを開始
  • 大阪府警が画像モザイク処理ソフト「FLMASK」の作者を逮捕
  • 朝日放送ウェブサイトが侵入を受けて天気予報の画像がわいせつ画像に書き換え被害

インターネットマガジン1996年10月号掲載

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1996年10月頃のトピック

  • 「コンピュータ緊急対応センター(JPCERT/CC)」が事務所を開設
  • 総合ポータルサイト「Infoseek Japan」がスタート
  • インターネット接続サービス「ぷらら」スタート

インターネットマガジン1996年2月号掲載

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1996年2月頃のトピック

  • 米RSA Data Securityが日本法人「日本RSA」を設立
  • インプレス、INTERNET Watch正式創刊
  • NTTと文部省が共同で全国1,000校の小・中・高校をインターネットに接続する構想「こねっと・プラン」を発表

インターネットマガジン1995年6月号掲載

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1995年6月頃のトピック

  • 米ネットスケープ・コミュニケーションズが株式を公開
  • 「100BASE-TX」規格発表
  • フューチャー・パイレーツがインターネットにも接続できるパソコン通信サービス「フランキー・オンライン」を開始
  • Amazon.comサービス開始
  • 東京・渋谷に「エレクトロニックカフェ東京」、京都に「ネットサーフ」とインターネットカフェが登場
  • 新党さきがけ、新進党、社会党がウェブサイトを開設
  • インターネットに接続するホスト数が820万台を突破(ISC調べ)